[ KIOKUGAMI 和菓紙三昧 ]
日本各地に残された、和菓子づくりに用いる昔懐かしい道具「菓子木型」。
木型の姿かたちをそのまま和紙に型取り、“和菓紙” として蘇らせた作品です。
和紙は絹の輝きと賞される、無形文化財の西の内和紙が用いられ、
凹凸ある表情が美しく浮き上がります。
日本の祝いのかたちや、菓子木型職人の美しい手仕事、
“かるくてしっとり、あたたかでおいしそう”な和菓子の記憶や風合いは、
「和紙」による新たな表現により、現代に受け継がれます。
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金華糖の木型よりかたどって作られた、かわいらしい鯛が
ランダムに配置されている、美しい祝儀袋。
おめで “たい” の意味が込められた、鯛のモチーフは
遊びごころに溢れ、結婚式のお祝い事にぴったりです。
和紙は絹の輝きと賞される、無形文化財の西の内和紙が用いられ、
様々な産地の昔懐かしい和菓子の木型を使用して、作品が生み出されています。
SIZE : タテ約18.5cm × ヨコ約9.5cm
* 水引の [金銀] をお付けしております。お選びいただき ご使用ください。
* 柄の配置は1点1点異なりますため、上記画像は参考となりますこと 予めご了承願います。
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永田哲也
1985年、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。
主に和紙という素材を駆使して [ 時間 ], [ 空間 ] をテーマに ものごとの現実的な表皮の採取から
視覚的, 触覚的な記憶イメージへの関係を 三次元の立体もしくはエンボス作品で表現, 展開している。
最近では活躍の場を [ 日本の記憶 ] をテーマに、インテリアやギフト, ファッションなど日常の生活空間
への展開を試みている。
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