DRAFT デザインするな
クリエイティブディレクター 宮田識氏采配のもと、毎年のように有望なデザイナーを輩出し、
ひたむきに「物事の本質に迫る」,「社会とつながる」という
共通の思いを持ったデザイン集団 ドラフト。
ドラフト代表 宮田識氏を中心にスタッフや外部クリエイターへの半年にわたる取材をもとに、
著者の目を通して、ドラフトという広告デザイン会社が
広告や商品開発, ブランディングへと展開していく様を描き出し、
デザインと社会の関係, ひいては デザインの力, デザインの面白さを伝えています。
また著書の中では、プロダクトデザインプロジェクト [ D-BROS ] や
[ ホテルバタフライ ] を立ち上げた経緯も語られています。
他にも、モスバーガー, ラコステ, キリン, PRGR等、
今までドラフトが手がけてきた広告やD-BROSのプロダクトなど、
1982年から今日までのドラフトの代表作品約350点を紹介。
デザイン関係に従事する方はもちろん、デザインを学びたい学生や
商品開発やマーケティング担当者、デザインに興味のある方必読の一冊です。
著者 : 藤崎圭一郎
監修・DESIGN : DRAFT
発行 : 株式会社DNPアートコミュニケーションズ
SIZE : タテ204mm × ヨコ132mm (A5変型) / 本文580頁 / 並製・カバー装
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ドラフト DRAFT Co.,Ltd.
宮田識氏が日本デザインセンター退社後、78年に株式会社宮田識デザイン事務所(現 株式会社ドラフト)設立。
モスバーガー, ラコステ, PRGR, キリン一番搾り, 麒麟淡麗<生>, 日本鉱業, パナソニック電工, 花王,
ソフィーナ, ワコール, 世界のKitchenから, ブライトリングなどの広告・SPの企画デザインを中心に、
商品開発, 業態開発などの企画・プロデュースを手がける。
95年、D-BROS をスタートさせ、プロダクトデザインの開発・販売を開始。
02年発表のフラワーベース, 毎年展開されるカレンダー&ダイアリーはヒット商品となり、注目を浴びる。
02年、09年ギンザ・グラフィック・ギャラリーにてドラフト展開催。
05年、青山スパイラルガーデンにおいてD-BROS展「GとPのあいだ」を開催。
[ 宮田識、渡邉良重、植原亮輔が東京アートディレクターズクラブ会員 ]
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藤崎圭一郎
デザインジャーナリスト。エディター。
1963年横浜生まれ。上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業。
86年美術出版社入社。90〜92年「デザインの現場」編集長を務める。
93年より独立。雑誌や新聞にデザイン、建築に関する記事を執筆。
共著に「建築と植物」(INAX出版)、「グラフィック・デザイナーの仕事」(平凡社)。
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