伊藤之一 写真集 ハレ
2003年に発行した「入り口」で 東京湾の水平線をコレクションした伊藤氏は
その湾に注ぐ多摩川の上流に次の世界を発見します。
晴天の奥多摩。 川が光り輝く様を 高速シャッターと超望遠の組み合わせで定着させ、
宇宙的なものを現出させることを試しみた写真郡。
ページを捲るたびに 様々な表情に魅了され、光り輝く水面の色に吸い込まれてゆきます。
「入り口」以降コンパクトな装丁が続いておりましたが、
B3判と大きさもあり ボリューム感のある1冊となっています。
PHOTOGRAPHER: 伊藤之一
SIZE :タテ371mm × ヨコ520mm
発行 : WALL 2008年7月
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WALL
2001年12月、スタイリスト5名と写真家1名により、広告とエディトリアルを主とするアートギャラリー、
WALLを設立。
「WALL」とは、白い壁のこと。
-give a person- 人に道を譲る、人が壁によって出会う。そんな壁を目指し、名付けられる。
ギャラリー活動のかたわら、写真集やマガジンの企画・出版も行い、スタイリストと写真家から見る
アートや広告、印刷物の方向性を常に模索しながら、現在もあらゆるクリエイティブを発表し続けている。
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